アルコール関連問題でお困りの方へ
お酒をやめたいけど、やめられないとお困りのあなたへ
お酒をやめられず困っていませんか?
もしかしたら、依存症という病気にかかっているかもしれません。
長い間の飲酒習慣に加えて、様々なストレス・不安・環境の変化などが原因となり、本人の自覚の無いまま知らず知らずのうちに依存症に陥ってしまうことがあります。
アルコール依存症診断ツール
アルコール体質検査
当院ではアルコール体質検査を実施しています。
アルコール体質に関する検査を実施することにより、自身のアルコール体質の特徴を理解し、アルコール依存症をはじめとしたアルコール関連疾患への危険性を認識し、疾患予防に役立てることが出来ます。
アルコール依存症とは
誰でも長い間、お酒の飲み過ぎを続けていると、アルコール依存症になる可能性があります。いったん依存症になると、治癒することはありません。
さらに飲酒を続けていけば、病気はどんどん進行していき、最悪の場合では、死に至ることさえあります。
例えそうならなくても、依存症が原因となり、職務怠慢による失業、家庭崩壊や離婚など、また飲酒運転や暴言、暴力行為等の問題行動等の社会的な影響は計り知れません。
症状には、精神神経症状(離脱症状)と飲酒行動の異常(飲み方の異常)があり、大量に飲酒することにより身体の各臓器にも異常をきたします。具体的には肝炎、肝硬変、膵炎、生活習慣病、消化器系の癌などです。また、アルコール依存症になると、うつ病、不安障害、摂食障害等の心の病気を合併する方も多くなります。
アルコール依存症治療について
当院では外来通院による依存症治療と入院治療による依存症治療を行っています。
また外来では診察だけではなく、アルコール依存症専門のデイケアを併用し、自宅での生活を続けながらアルコール依存症からの回復を支援します。
アルコール依存症治療を希望される方
まずは、外来での診察となります。初診外来へお越しください。当院は予約制です。
診察の中で入院治療の必要性などの治療方針を決定していきます。また治療を迷われている場合は、依存症治療に関するご相談も可能で地域連携室へご相談ください。
入院治療について
アルコール専門病棟へ入院して頂き、本人の同意のもと治療契約を結び、ARP(アルコール依存症リハビリテーションプログラム)を受けて頂きます。
入院での治療はお酒を止めたいと考える様になった人達が集まり、「どうすれば依存症から立ち直れるのか?」ということを集団生活の中で学んでいくことになります。
退院後は外来診療やアルコールデイケア(りぷれ)の利用で治療を継続します。
※ARP(アルコール依存症リハビリテーションプログラム)については コチラ》
外来治療について
外来での治療を希望される方や入院治療を終えられた方は、外来通院での定期診察と抗酒剤などの投薬による治療や、アルコールデイケアを利用した治療を行っていきます。
※外来診療についてはコチラ》
※デイケアについてはコチラ》
※外来治療プログラム「チャレンジ」についてはコチラ》
その他
外来、入院診療以外として、外部の自助グループへの参加などがあります。また患者様のご家族向けに当院主催のアルコール家族会があり、勉強会やミーティングを通じて、依存症に対する知識の習得や悩みを共有することが行えます。
依存症は病気です
『お酒を止めたいのに止められない』というご本人の方、『お酒を止めてもらいたいが、どのようにしたら良いか分からない』と困っているご家族や関係者の方、ぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせ先 |
地域連携室:047-457-7000(直通電話)受付時間10:00~16:00(月~土曜日 ※木曜、祝日を除く) |
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